仕事を知るWorks

コンクリート圧送とは、建築・土木現場で油圧や機械的圧力(主にコンクリートポンプ車)によって
型枠内に生コンクリートを流し込む工事業です。
建設産業の中でも大切な部分を占める、コンクリート構造物の施工を直接行う重要な工程を担っています。

1. コンクリート圧送業とは?

コンクリート構造物の施工を直接担当

 建築物を作るにあたって最初から最後まで1社だけで全てを完成させることはできません。あらゆる専門業者が協力しあって一つの建築物の作り上げます。例えば、”建物の1Fのコンクリート床を作る”という一つの工程では、コンクリートを建築現場まで運ぶミキサー屋、コンクリートを流し込む枠を作る大工屋、コンクリート構築物の骨組みを組み立てる鉄筋屋、型枠と骨組みが完成したところに実際にコンクリートを流し込むポンプ屋など、様々な業者が協力して作業します。
我々、アサヒ通一商アッソーはコンクリートを流し込むポンプ屋です。ミキサー車(別業者)が運んできた生コンクリートを、自社のポンプ車に入れて圧送し、建物を実際に作っていく工事業者です。

圧送作業員の役割

 建築物を作るにあたって、床や壁、天井や階段、柱など様々なところでコンクリートが使われています。そのために、コンクリートポンプ車の”ブーム”と呼ばれるアーム装置を動かして必要な箇所へとコンクリートを圧送します。ブームの先端にはホースが付いており、ブームを通ってきた生コンクリートがホースから流れてくる仕組みです。
圧送作業とはポンプ車のブームを操作し、ブーム先のホースを持って必要な箇所にコンクリートを流し込んでいく作業です。文字にすると簡単ですが、実際の施工ではコンクリートが固まる前に施工を完了させるスピード、他業者と連携するためのコミュニケーション、複雑な建築構造の中でどうやってコンクリートを送り込むかの判断など、様々な技術と経験を要する、まさに職人仕事です。

2. 一日の流れ(例)

① 8:00 会社出発

ポンプ車に乗って会社から現場へ出発。基本的に一度会社に集合してから出発します。

② 9:30 業務開始

現場でポンプ車の稼働準備をしてから業務を開始します。

③ 16:00 業務終了

現場での一日の作業が終了。現場監督に伝票を渡し、片づけをして会社に戻ります。

④ 17:00 帰社/退社

会社に戻ってきたらポンプ車を整備して一日の業務が終了。お疲れ様でした!

3. 各種支援制度

社員に働きやすく、成長する機会を増やすことを目的とした、様々な支援制度を用意しております。

1. 豊富な給与・資格手当

業務量に応じて基本給とは別に手当を支給、頑張った分だけ給与が上がります。その他、大型免許/工事専門資格などの取得費用の全額負担、さらに取得した資格に応じて資格手当を支給します。

2. 上京支援制度

地方から当社への就職の為、東京に住まいを移される方には、単身/一般世帯に関わらず、引っ越し費用の全額を会社で負担します。

3. 変形労働時間制

当社では従業員のプライベートを重視し、変形労働時間制を採用しています。作業終了後も定時までは拘束される、といったことはないので、スケジュールによっては午前中に帰れる日もあります。

4. 教育制度

職人仕事でありがちな「見て覚える」といった時代遅れの教育制度を廃止し、当社ではマニュアルと実際の研修を組み合わせた教育制度で新人を育てます。

4. よくある質問 (クリックで開きます)

毎日の朝の集合時間は決まっていますか?
決まった時間はなく、その日の担当となる現場によって異なります。
基本的には現地集合ではなく、一度会社に集合してから当日のメンバー全員で現場に向かいます。
雨の日は仕事がなくなってしまいますか?
仕事がなくなってしまうことはありません。
天候によって中止になる仕事もありますが、ポンプ車の整備・備品の管理など、社内で行う必要がある業務があります。 なお社内で行う業務に対して手当がつくので、極端に給与が下がることはありません。
一日の仕事時間はどれくらいですか?
基本的には8時間が目安です。
当日の現場によっては午前中に終わることもありますが、残業になる場合もあります。8時間を超えた場合はその分残業代が発生します。
現場では一人で作業しますか?
基本的にはどの現場でも2名以上の体制で作業します。
入社してからすぐは2名体制の現場に補助の3人目として現場に行ってもらいますので、簡単な仕事から始める事が出来ます。